中学2回生の林弘氏(同窓会前会長)より、昭和16年から20年にかけての写真のご提供がありました
府立中学から都立中学へ移行した時期であると同時に、日本の第二次大戦参戦の年から終戦の年までの5年間に重なっており、戦時下における学生生活が垣間見られる貴重な資料でもあります。
同時に、氏所蔵の旧制中学時代の徽章(襟章、帽章など)の写真も掲載しています。
(中学2回生)昭和16年5月9日
東京府立石神井中学校1年E組
金沢文庫遠足
※この頃までは従来の服装。その後、国民服・戦闘帽に。
昭和17年5月 石神井新校舎
昭和17年6月12日
青山離別会(青山校庭にて)
昭和18年 中学3年E組
軍事教練(富士裾野 板妻演習場)
昭和18年 中学3年全員
軍事教練(富士裾野 板妻演習場)
昭和18年10月22日
都立石神井中学校
3年生勤労奉仕/光華殿 整地作業
※昭和18年7月1日より「都立石神井中学校」に
※光華殿:紀元2600年祝典の社殿、皇居前から移設/現在の小金井江戸東京たてもの園ビジターセンター
昭和18年11月
中学3年4組/全学年5組から4組編成になる
(召集等、担任の欠員が増加のため)
昭和19年1月15日
全校生徒査閲(軍事教練の成果評価)/
陸軍省より査閲官視察、概ね良好
昭和19年7月 中学4年4組
勤労動員出動令を受けて(校舎前にて)
昭和20年3月28日
都立石神井中学校第一回卒業式
※向かって左:第1回生5年卒(163名)、右:第2回生4年卒(211名)同時卒業